字幕翻訳 女性座談会
代表取締役 金 和葉
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JKLink字幕翻訳
女性社員の皆さん
JKLink字幕翻訳 女性座談会
皆さんが入社を決めた理由は何ですか?
前職ではシステムエンジニアのサポートをする業務をしていたのですが、韓国で大学生活を5年過ごして、私の強みは韓国語なのでどうしても韓国語を使用する仕事をしたくて…それが実現できて嬉しい気持ちが大きいです。
私はビザの関係でどうしても日本にいたくて、コーヒーショップや〇〇良品で販売の掛け持ちしながらアルバイトをしていましたが、たまたま運よく母国のハングルも使えて、日本語も更に成長できる仕事の募集に目が留まって応募しました。
それぞれ個性豊かな2人が入り、JKLinkとの出会いは人それぞれですし、2人とも縁があったことなので、今後に大いに期待しています。
休憩所のソファーで昼休憩時に、思いっきり横になって昼寝するのは2人ぐらいなので(笑)その強いハートを今後の業務に活かしてもらいたいと思います(笑)
入社前に勉強しておくべきことはありますか?
入社前に勉強というより、入社後も「人知れず、誰も見ていない中での努力」が大事だと思います。語学って積み重ねの連続ですし。大前提として自分自身が仕事が楽しく感じられるか、仕事が好きと思う心持ちが持てるかが出発点だと思います。韓国エンタメの映像作品を翻訳していく仕事なので、韓流が好きとか、韓国語を話せるだけとかでは通用しない世界だと思います。
入社後に何か必要となる技術はありますか?
韓国語も重要なのですが、日本語の表現力、センスが重要だと思います。確かに韓国語のボキャブラリーがあればあるほど越したことはないのですが、映像翻訳は話者が話す時間、映像画面に掲載できる文字数に限りがあるので意訳をすることがほとんどです。適切に日本語の表現を考えてピンポイントで日本語に翻訳していく技術が大事です。
そうそう重要ですよね。私は納品前の最終的なチェックをすることが多いのですが、適切な日本語の表現に翻訳したり、映像作品がエンタメなので楽しい、面白い作品に仕上がるように、細部まで訳を追及していきます。日本語の表現力はとても重要なスキルだと思います。
具体的な業務内容を教えてください
私は字幕のリーダーを任せてもらってます。字幕翻訳、納品までのコントロール、クローザー、品質チェック、字幕制作もしてます。もうフルフルに動いてます(笑)
中島さんは大卒から当社に入社していただきました。最初はお互いに大変なこともありましたが、そこを超えて今では歴代の役職者の中でも実力のあるキーパーソンになってくれたことを誇りに思ってます。まだまだ若いので更に成長するでしょうし、期待している人材です。
日々の業務で意識していることを教えてください
字幕翻訳はマニュアルにできない言葉選びのセンスが大事なので、属人的な個人の力に頼ります。まだまだ経験値の浅い私は「ドンドン聴く」、上司や先輩が忙しくされててても「聴きまくる」ことを意識してます。受け身、指示待ちだとこの仕事はできませんし、矢継ぎ早に次の映像作品を手掛けて納品していかないといけないですし、一人で字幕を作るわけでもないので、皆さん方と連携して報告、連絡、相談は常に意識してます。その上でスケジュールの管理をしていくことが重要だと思います。
仕事で辛いことや大変なことはありますか?
翻訳してみたら、重い作品とかは大変ですよね(笑)
一同(笑)
プレッシャーもかなり感じますね(笑)一同(笑)
でも冷静になることを意識して仕事をしているので、JKLinkにお客様が字幕を依頼する理由とか考えたりして、腑に落として淡々と仕事してます。
仕事のやりがいを教えてください
字幕翻訳は深い仕事だと思いますし、気力、体力、知力を使って仕上げていきますが、その作品が終って全て納品した後は感慨深い気持ちになります。大変だったけど、名残惜しい寂しい気持ちと達成感と色々な気持ちが湧いてきます。
不特定多数の人が本当に多く拝聴する作品を世の中に提供していき、少しは世の中の生活の一部分として役に立っているか実感は湧きませんけど、そう信じたいですね。
私も自分が手掛けた字幕翻訳が納品後、公に拝聴できるようになるのですが、実は人気作になっているとか、字幕翻訳をした作品が話題になっているとか、その時は本当に大変な思いをして納品にこぎつけている訳ですが、充実感を感じますし、この仕事を選んでよかったと思います。
仕事の1日の流れを教えてください
その日にやることはそれぞれ異なりますが、 基本的には各人映像作品の担当が決まってます。各曜日に納品する映像作品があるので、 納期までに間に合うように他のスタッフと一緒に字幕翻訳の工程を進めていくことになります。またクライアントからの要望も随時連絡がありますので、柔軟になるべく早く、そのご期待に応えていくこと、タスクを消化していきます。
失敗談と乗り越えた方法について教えてください
色々あります(苦笑)
自分が翻訳したものがチェッカーのチェックをしてもらうとほぼ修正、変更されたりすることもよくあります。特に入社当時はそんな状況が続きます。貢献していない自分、情けない自分、足を引っ張っている自分、存在意義のない自分…色々感じることがあります。
気をつけたいのが、自分はダメな人間って自己卑下をしたり、これだけ頑張っているのに認められないとか、承認欲求が人一倍強すぎたり、こういうふうになるとうまくいかなくなります。
今は至らない自分でも伸びしろがあることを理解しておくこと、
間違いや改善に淡々と向き合って、次に活かしていくことが大事だと思います。
今までに成し遂げたことと今後の目標を教えてください
うーん。字幕翻訳をした映像作品を1つ1つずつ世の中に送りだしているので、 納品完了した後は達成感はありますけど、 道半ばなので、成し遂げたことはないと思ってます(苦笑) でも数多くの韓流の映像コンテンツを翻訳させてもらったので、 エンタメが好きな視聴者の皆さんや依頼をいただくクライアントからにはご期待に添えられているのかなとは思ってます。
今後の目標は少しでも社内外に影響がもてるようになりたいです。 少ないリソースでチームで仕事をしているので、漠然としてますが、 私たちの世代が頑張れる環境は作っていきたいと思ってます。
どのようにモチベーションを保って仕事をしているのですか?
嫌なこと、大変だったことはすぐ忘れることです。 1日始まったら昨日以降のことはリセットするように意識をしてます。 プライベートでは自分が好きなことに没頭する時間を作ってます。
字幕翻訳業界の今後の将来を教えてください
すでに、生活者の余暇の過ごし方としてインターネット配信による、映像コンテンツを拝聴する機会というのは日常的なシーンとなってます。
AIの到来で機械翻訳の翻訳の質も高まっている状況ではありますが、映像の中に限られた文字数で表現しなければいけなかったり、創造的に意訳をしたり、
文化の違いなどを解釈したり、そこはテクノロジーが凌駕する分野でもまだないと思ってます。人の心、技が必要だと思いますので、字幕翻訳の実績を築きながら様々なコンテンツの字幕制作に従事していきたいですね。
競合他社と比較して強みを教えてください?
品質と対応ではないでしょうか。翻訳した後は何度もチェックをすることで質を高めてます。 対応につきましてもできるだけ、クライアントの意に沿える、ご要望にお応えできるように対応していること。長年字幕をやってきて、継続的に依頼をいただけるようになるためには、評価をいただいている証拠となりますので、字幕翻訳の質と対応が大事ですね。
社風や雰囲気をどのように感じていますか
仕事はまじめに取り組む。 どの会社よりも静かだと思います。私たちの業務は耳にイヤホン、目は映像作品を観る。 手はマウスかキーボードを触って頭は考えてますので、余計なおしゃべりをする人材がいません。 毎日が忙しいのですが、だからと言って各自がイライラしているわけでもなく、穏やかな感じで仕事はしています。
社員は普段どのような交流をおこなっていますか?
プライベートの交流はほぼないと言ってもいいんじゃないですか。
仲が悪いとかではなく、仕事をする時はしっかり仕事をする。
仕事が終わったらそれぞれ個人の時間を大切にしている。
そんな皆さんだと思います。
上司や先輩とのコミュニケーションはどのようなものですか
基本的に業務進捗、スケジュール、業務内容の細かい部分の話しは個別にしている感じですね。
制作物に対してのフィードバックはExcelでまとめて共有をしているので、フィードバックのExcelをしっかり確認する、時間を確保しておくことも大事です。
女性でも働きやすい職場だと思いますか
従業員の8割が女性です。働きやすさを何に対して定義するかで話しは変わってくると思います。
生理休暇や産休制度など福利厚生を定義するのであれば、休みは取れますけど給料が支給されないなどの就業規則はあります。
女性ばかりの職場ですが、女性のグループ的なものもありませんし、
よっぽどの事がない限り、人間関係で悩むようなことはJKLinkにはないと思います。
活躍していると感じられる人の特徴を教えてください
みんな活躍してます(笑) うーん活躍している人の特徴…仕事に関してはみんな真面目だということです。 自分の仕事に向き合って、考えて、成長している、成長してきたという感じです。
一緒に働きたい社員はどのような方ですか
普段からチャラチャラしている、愚痴っぽい人はJKLinkでは難しいですね。
仕事よりプライベート優先という方は弊社ではないと思いますし。
大変だけど、仕事が楽しいと感じれる人、楽しいと思える人と一緒に仕事したいですね。
この会社で働いていて良かったことは何ですか?
やっぱり自分の好きな趣味の領域で仕事にする喜びが一番大きいです。 字幕翻訳はそれは手間暇かかって大変なのですが、やりがいがある仕事だということです。 あとは、人との繋がりもあっさりしているので人間関係も楽ですね。
新入社員のうちから活躍するために気を付けるべきことがあれば教えてください
最初は覚える事が多く、自分の翻訳力の拙さ、表現力の乏しさに絶望することも間々ありました(笑)各自そういうところから出発してます。
それにめげることなく、自分の仕事量を広げていくこと、仕事の楽しさを自分なりに見つけること、やがて個人からチーム、上司、先輩の業務領域まで心がけてサポートを意識することが重要かなと思います。
有給休暇は取得できていますか
有給を取得している人と取得していない人に分かれますけど、これは個人の自由だと思うので、用事があって休むのであれば休めばいいと思うし、 その代わり休むと誰かにその分の業務量の負荷は誰かに行くことにもなりかねないので、担当している翻訳作品は事前に仕事を片付けることは重要かなと思います。
給与額や残業時間はどれぐらいですか?
採用ページに記載してある給与、残業時間を確認してもらえればと思いますが、 月に40時間ぐらいの残業になることもありますし、残業は嫌と思う人は中々難しいじゃないでしょうかね。。。一般職とは違い、専門職の仕事なので字幕翻訳でプロフェショナルになっていきたいと志が持てる方だったり、作品には必ず納期がつきまとうので納期に間に合うように、ハードワークをしなければ行けない時もありますので。
福利厚生は充実していますか
会社規模に応じて会社組織が大きいと福利厚生が手厚くなるのは、致し方無いと思います(笑)
福利厚生の充実を求めている人たちが、JKLinkに集まっているかというと、そもそも福利厚生に関心がありませんので…(笑)